「集客」はエステサロンの永遠の課題。
- 新規集客が上手くいかない…
- 新規集客は成功しているはずなのに、なぜかリピートに繋げられない
- 誰に相談するべきか・どのように集客戦略を練れば良いのかが分からない
こんなお悩みを持つサロンオーナーさんは、意外と多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、エステサロンにおける集客＆リピート率UPのポイント・正しい集客の順番と全体像についてをご紹介していきたいと思います。
当社はLステップ及びLINE公式アカウントの活用を中心に、マーケティング戦略の立案から制作・運用までを実行、支援している会社です。
前年度に引き続き2023年3月6日に「2023年度IT導入支援事業者」として採択されました。
2023年度のIT導入補助金を利用したLステップ交付申請に向けた申請サポートも開始しておりますので、補助金利用を検討しておられます際はお気軽にお問い合わせくださいませ。
目次
新規集客にLINEは向かないって本当？エステサロン集客のベストな全体像
事業をしている方であれば、「最近はLINEを使った集客がトレンドらしい！」という情報を耳にしたことがある方もいらっしゃるでしょう。
これは事実で、適切にLINEのツール（LINE公式アカウント・Lステップ）を活用することで事業を拡大・維持することができた例に何度も関わってきました。
しかし、LINEツールが力を発揮するのは ” リピーターの獲得 ” の段階がほとんど。
つまり、新規顧客獲得を狙う段階でLINE公式アカウント・Lステップを活用しようとしても、十分な効果が期待できないのが現状です。
エステサロンの新規顧客獲得〜定着までの流れとしては、全体像として以下のような流れを考えおくのがベスト。
「エステサロン集客の全体像イメージ】
①新規顧客獲得段階：ホットペッパービューティー・グーグルマップのMEO
②リピート・顧客定着段階：LINEの「Lステップ」
（エステサロンの事業形態を考えると、LINE公式アカウントよりもLステップの方が効果が高い期待できます）
上記の集客における全体像を事前に把握しておくことが、効率的な集客の成功につながるキーポイントであると言えます。
エステサロンの新規顧客獲得に成功するためのポイント
エステサロンにおいてまず必要なのは「新規顧客の獲得」。
常にある程度の新規顧客獲得ができているのが理想ですので、まずはこの部分についての見直しと戦略立てを行なっていきましょう。
①「美容といえばホットペッパービューティー」のイメージ＆SEOパワーをフル活用
ホットペッパービューティーといえば、美容関連事業を行っている方で知らない方はいないですよね。
同様に美容系のサロンを利用する多くの一般ユーザーも ” 美容といえばホットペッパービューティー ” というイメージを持っているようで、
- 登録ユーザー数は2,400万人超え
- 年間ネット予約1億件以上（国内最大級）
という圧倒的な実績を誇っています。
通うサロンを探すとき、まず思う付くのはホットペッパービューティーではないでしょうか？
「掲載料が高額…」「うちは小規模だから…」と感じている方も多いようですが、ホットペッパービューティーでは店舗の規模や予算に合わせてプランを案内・選択のサポートをしてもらうことが可能。
近年美容系サロンの予約サイトは増えてきている傾向にありますが、やはりホットペッパービューティーの規模・シェア率を追い抜けるようなサイトは見当たりません。
そしてホットペッパー自体がSEO（Googleの検索上位表示）に強いため、ホットペッパーサイト内からだけでなく「Googleの検索結果からホットペッパーの店舗ページにユーザーが入ってくる」こともとても多いです。
ほかの方法と比べて、ホットペッパービューティーは集客のコスパは非常にいいと考えられますし、新規集客にもサロン規模の拡大にも欠かせない集客媒体と言えるでしょう。
ちなみに、ホットペッパーBeautyを「ただの予約・クーポンサイト」として利用するのは非常にもったいないです！
お客様の行動を分析する機能が充実していて、データを見れば改善点は一目瞭然です。
掲載店舗が多く競争が激しい分、同じ掲載料金でもアルゴリズムを理解してうまく運用できているサロン、そうでないサロンの集客力は大きく変わってきます。
≪元リクルート×12店舗のエステサロン経営者が行うホットペッパービューティー集客支援を利用するのもおすすめです。≫
もちろん当社でもご相談に乗ることが可能です！お気軽にお問い合わせください。
②MEO対策を万全に、近隣地域の顧客を逃さない
MEO対策とは、簡単に言うと「Googleマップでの検索の上位表示を狙うこと」。
「地域名＋エステサロン」で検索している来店意欲の高いユーザー、いわゆる「今すぐ客」が多い上に、とにかく時間がかかるSEO対策よりも即効性が期待できるのが特徴として挙げられます。
このようなユーザーに店舗のページをたくさん見てもらえると来店客数アップが期待できますので、MEO対策はしっかりと力を入れていきたいところです…！
MEO対策の結果上位に入ることができれば通常のGoogle検索の上部にも表示されることに繋がりますので、この面で見てもかなり意義も大きいです。
このように、新規顧客獲得のためには「ユーザーの行動パターン」「予約までの入り口」を予測して戦略を練ることが大切になってくるということがお分かりいただけたかと思います。
低コストしかも即効性ありのMEO対策を積極的に実施しましょう！
当社でもMEO対策のご相談を乗ることができるので、お気軽にお問い合わせください。
エステサロンのリピート＆顧客定着には『LINEのLステップ』が最強な理由
続いては、エステサロン経営を長期的に、かつ安定的に継続するために必要不可欠な「顧客をリピーターとして定着させる」ための方法を解説します。
顧客の定着には冒頭でも触れた通り、LINEの事業用拡張ツールである「Lステップ」を導入することで大きな効果を期待することが可能！
- どのような機能があるのか
- 具体的なアプローチ方法
などについても、併せて簡単にご紹介させていただきます。
①カウンセリングをLINE入力にし、100％登録＆効率的なリスト化が可能
スマートフォンが普及した現代、LINEは多くの人にとって日常的に利用するツール。
サロン側から見ると、顧客にLINEの友だち追加をしてもらえることでアプローチがしやすくなりますよね。
「でも、店舗にQRコードを貼ってみても思ったような効果が得られない…」というケースも多いはず。
そんな時は方法を変えて、サロン来店者の初回カウンセリングに ” LINE入力 ” を導入してみてください！
- 自然な形でほぼ100％LINE誘導ができる
- 顧客の入力データをそのまま自動化
と、サロン側の手間をカットしつつリピート見込み客をしっかりとリスト化することができるんです。
②LINE内でポイントを貯める仕組みづくり
サロンをリピート利用してもらい最終的に定着化させるためには、サロンを忘れさせない仕組みと来店の理由づくりが必要。
来店時にポイントが貯まるお店は多いと思いますが、これだと少し弱いです。
例えば、サロンのLINEトークルーム内で毎日ポイントを貯められるような仕組みを作ることができたら…？
「今日もポイント貯めなきゃ！」「ポイントが貯まっているから、期限が切れる前に使いに行かなきゃ！」という来店する理由ができるので、結果的にリピート率向上・定着化が期待できます。
ちなみに、日常使いする方が多い ” LINEで ” というところがポイントとなります。
LINE公式アカウントでは実装できない機能となりますが、Lステップであれば利用することが可能。
このように、ユーザー側から毎日アクションを起こしてもらえる仕組みはとても貴重かつ有効ですので、Lステップ導入検討中の事業者さんには特におすすめしたい機能です。
③誕生日クーポンなどで「自分へのご褒美エステ」の理由付けをする
エステサロンを利用されるユーザーの多くは「自分へのご褒美のためにエステをしたい」「非日常のリラックス空間を楽しみたい」という目的を持っている方が多いです。
しかし顧客にとってエステは、美容室のように「髪が伸びたから切りに行かなきゃ」という来店の明確な理由が見つけづらいサービス。
つまり、行こう行こう…と思っていてもつい先延ばしになってしまっている傾向が高いと考えられます。
来店タイミングを逃してしまったままの顧客に対してのアピールには、誕生日クーポンなどで特別感を出しつつ「自分へのご褒美エステの理由付け」を行いましょう！
誕生日月のタイミングでクーポンを送信しておけば、
- 誕生日だし、久しぶりに自分へのご褒美でエステに行こうかな…
- お得に利用できるみたいだし、どうせなら今月中に行こう！
と、月内の来店を促す効果が期待できます。
④飽きさせない月替わりクーポンを用意してアプローチ
上で紹介した誕生日クーポンの他にも、顧客を飽きさせないために月替わりでクーポンを用意することも効果的。
Lステップを利用すると、
- カウンセリングで、「興味があるメニュー→〇〇」と回答した顧客のみ
- まだ〇〇のメニューを使ったことがない顧客のみ
というような、顧客をカテゴリに分けた上でのクーポン配信も可能となります。
⑤忘れられないために定期的にメッセージ配信でアプローチ
メッセージ配信はあまりに頻繁すぎると逆効果。
定期メッセージの配信はあくまで ” 顧客に忘れられないこと ” なので、クーポンの配布・お得なキャンペーンの周知程度に留めるのが良いでしょう。
トークルーム内でポイントを貯められるようなシステムを導入している場合は、「ポイントの貯め忘れはないですか？当店のLINEにはポイント機能があり、毎日チェックで貯められます！」「今日分のポイント取得はこちら」というようなメッセージを挟んでも良いかもしれませんね。
新規顧客獲得＆定着にはコツが必要。LINEシステムを導入して成功を目指そう！
今回は、エステサロンの新規顧客獲得・定着を狙うためのコツや全体像をご紹介してきました。
- 新規顧客獲得と顧客定着のステップでは、そもそも活用すべきツールが違う
- ホットペッパーBeautyとMEO対策を活用し、新規顧客の流入経路を確保
- LINEのLステップで顧客管理をし、自動化機能をフル活用してリピート＆定着を目指す！
なお、Lステップの導入には政府の補助金である「IT導入補助金」が利用できます。
2023年度から利用の下限額が変更となり申請のハードルが下がっていますので、比較的安価なツールの導入にも補助金が活用可能。
当社はIT補助金2023の支援事業者として認定を受けていますので、エステサロンの集客にお悩みの方・ツール導入を検討している方はぜひ一度お気軽にお問い合わせください！
