「事業用の顧客管理・販促ツールとしてLステップや公式ラインを導入したいけど、IT補助金の対象となるの?」
このような疑問を持っている個人・中小企業の事業者さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
結論から申し上げますと、Lステップ・公式LINEはどちらもIT導入補助金の対象です!
そして、補助金を利用する場合には必ず「認定済みの支援事業者」に依頼し納品を受ける必要があるんです。
今回の記事では、支援事業者である我が社がLステップ・LINE公式アカウントの導入とIT導入補助金の申請・利用の流れを詳しく解説していきます。
今なら、Lステップを30日間無料でお試しいただくことが可能です。
・どんなものなのかイメージがつかず不安
・まずは試してみてから導入を決めたい
このような方はぜひ、無料お試し期間を活用してLステップの機能を体感してみてください。
目次
IT導入補助金とは?2023年も公募はある?
IT導入補助金とは、その名の通り「中小企業・個人事業主がITツールを導入する際に活用できる補助金」のこと。
大きく分けると以下の3つに分類されます。
・通常枠(A・B類型)
・セキュリティ対策促進枠
・デジタル化基盤導入枠
「IT事業者向け」のものと勘違いされやすいのですが、今まで事業用ITに投資を行っていない事業者も活用できることが公式サイトに明記されています。
今までIT投資を行っていない事業者でも活用できますか?
ー問題なく活用できます。
(引用:IT導入補助金-通常枠A・B類型 よくある質問)
そして気になる2023年度分の公募ですが、詳細スケジュールが発表されました。
【2023年度通常枠・1次締切分】
締切日:2023年4月25日(火)17:00(予定)交付決定日:2023年5月31日(水)17:00(予定)事業実施期間:交付決定~2023年11月30日(木)17:00事業実績報告期:2023年11月30日(木)17:00
【2023年度通常枠・2次締切分】
締切日;2023年6月2日(金)17:00(予定)交付決定日:2023年7月11日(火)17:00(予定)事業実施期間:交付決定~2023年11月30日(木)17:00事業実績報告期限:2023年11月30日(木)17:00
下記スケジュールで申請受付中
【2023年度通常枠・3次締切分】
- 締切日;2023年7月10日(金)17:00
- 交付決定日:2023年8月22日(火)17:00(予定)
- 事業実施期間:交付決定~2023年11月30日(木)17:00
- 事業実績報告期限:2023年11月30日(木)17:00
【2023年度通常枠・4次締切分】
- 締切日;2023年7月31日(月)17:00
- 交付決定日:2023年9月12日(火)(予定)
- 事業実施期間:交付決定~2023年11月30日(木)17:00
- 事業実績報告期限:2023年11月30日(木)17:00
とくに2023年は利用下限額のハードルが下がっているため(下で詳しく解説しています)、申請する方が増えることが予想されます。
期限内に申請できるように早めに準備に取り掛かりましょう。
Lステップ・LINE公式アカウントはIT導入補助金の対象ツール!
上で解説した通り、IT導入補助金は3つのカテゴリに分類されています。
枠の利用条件や対象ツールはそれぞれのカテゴリで違うのですが、LINE公式アカウント・Lステップの導入の場合はIT導入補助金の通常枠・A類型に分類されます。
ちなみに、2022年度のA類型は1/2補助30万円以上~、つまり60万円以上のツール導入が必要だったためハードルが非常に高いものでした。
しかし2023年度は採点申請額の限度額引き下げが発表されており、1/2補助で下限5万円から、つまり10万円以上のツール導入から適応という条件になる予定であることが発表されています。
10万円から補助金適応となることで、個人・中小企業の事業者さんはかなり利用のハードルが下がったと言えます。
また、今回は引き下げの予定が発表されていますが、来年度以降また条件が変動するという可能性もないわけではありません。
下限が引き下げとなったこの機会にぜひ、事業用のLINE公式アカウント・Lステップの導入を検討してみてくださいね。
Lステップ・LINE公式アカウントはどちらを導入すべき?
今や、連絡ツールとしてLINEを日常的に使っている方ってとても多いですよね。
数年前から、顧客管理・販促ツールとしてこの身近なツールを活用しよう!と導入に踏み切る事業者さんがとても増えています。
しかしいざ導入しよう!と調べてみると、「Lステップ」「LINE公式アカウント」の2択があって、どちらを選ぶべきかいまいち判断ができない…という方も中にはいらっしゃいますよね。
そこで「LステップとLINE公式アカウントの違い」を簡単にご紹介します。
どちらを導入すべきか決めきれていない場合は、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。
※前提として、Lステップを利用するのには公式LINEアカウントも必要となります。
LINE公式アカウントの特徴
【LINE公式アカウントでできること】
・友だちへのメッセージの一括配信
・個別トークルームにてチャット
・「ショップカード」機能でポイントカードの作成
・「クーポン」機能でデジタルクーポンの発行・送信
一括配信・個別チャット・ポイントカード・クーポン機能のみで十分であると感じる場合は、LINE公式アカウントを導入するのがおすすめ。
今やLINE公式アカウントは、個人・企業問わず売上を伸ばすために必須であるツールと言えます。
Lステップの特徴
上でも触れましたが、Lステップを利用するためにはLINE公式アカウントが必要。
簡単に言うと “ LINE公式アカウントに足りない機能を追加するためのツール “ がLステップです!
【Lステップでできること】
・シナリオやリマインダーに設定したものを自動で配信する
・顧客のグループ分けができ「タグ機能」
・特定の条件に該当する顧客だけに配信できる「セグメント配信」
・顧客個人の条件管理・データ計測ができる「スコアリング機能」
Lステップには、よりマーケティング視点を重視したい方に向けて必要な機能が備わっているイメージです。
「公式サイトから登録してくれた顧客のグループ」「店舗のQRコードから友だち追加してくれた顧客のグループ」「〇〇のメニューを利用した顧客」などのデータを記録・管理・アプローチできるので、事業に対する詳細な分析をしたい場合にはLステップがおすすめであると言えますね。
今なら、Lステップを30日間無料でお試しいただくことが可能です。
・どんなものなのかイメージがつかず不安
・まずは試してみてから導入を決めたい
このような方はぜひ、無料お試し期間を活用してLステップの機能を体感してみてください。
【2023年】IT導入補助金の利用・申請の流れ
Lステップ・LINE公式アカウントを導入してIT導入補助金を受け取りたい場合、全体の流れは以下の通りとなります。
①GビスID取得・公募スケジュール確認
導入ツールの目星がついたら、まずは公募スケジュールを確認しましょう。
上述した通り、2023年度IT導入補助金の申請期限は4月25日(火)17:00・6月2日(金)17:00(どちらも予定)となっていますので注意!
②支援事業者の選定と連絡
冒頭でご説明した通り、Lステップ・LINE公式アカウント導入で補助金を受け取るためには「認定されている支援事業者」にツールの作成・申請サポートを依頼する必要があります。
自力でツールを構築しても補助金は受け取れませんので注意しましょう。
なお、当社は登録済みの支援事業となっています。ぜひお気軽にご相談くださいませ。
③交付申請手続をし、交付決定を受ける
支援事業者のサポートを受けながら、ツールの決定・交付申請手続きを済ませ交付決定を受けます。
採択されて交付決定が受けられれば、補助金を受け取るための事前準備が整ったと判断してOKです。
※交付決定前に支払いをしてしまった場合、補助金の対象外となってしまいます。注意しておきましょう。
④支援事業者からツール納品後、支払いを行う
当社の場合はLINE公式アカウント・Lステップの構築に関しては、1.5〜2ヶ月ほどの作成期間をいただいております。
③の交付決定後にツールの納品を受け、支払いを行いましょう。
⑤事業実績報告・補助金の交付を受ける
支援事業者からのサポートを受けツールを導入した後は、事業実績報告を提出したのちに補助金の交付を受けることができます。
なお、補助金の交付を受けたのちも「事業実施効果報告」(このツールを導入した結果、事業にどのようなプラスが生じたか)を提出する必要があります。
こちらも支援事業者からのサポートを受けながら、忘れずに提出する必要があります。
Lステップ・LINE公式アカウントで補助金申請する際の注意点
最後に、Lステップ・LINE公式アカウントで補助金申請をする際の注意点をご紹介します。
補助金交付までに時間がかかる
IT導入補助金はすぐ受け取れるものではありません。
申請→採択→納品→報告書提出→補助金受け取り
という流れになりますので、ツール代金は一旦全て中小企業・個人事業主さんの方で全額支払いを済ませる必要があります。
申請後必ず採択されるとは限らないためタイムロスが発生する
申請=必ず採択されるとは限らないため注意が必要です。
申請後採択されなかった場合は再申請をする必要が出てきますので、タイムロスが発生する可能性があることを押さえておくのがマストです。
また、ご契約いただいた中小企業・個人事業主様には「傾向や採択されやすくなるコツ」を交えながらのサポートをさせていただいておりますので、ぜひ一度ご相談くださいませ。
【法人の場合】1回以上決算を終えている必要がある
設立したばかりの法人の場合は「1回以上決算を終えている必要がある」と言う条件があるので注意が必要です。
まだ1回も決算が終わっていない場合は、来年度の導入を目標とすると良いでしょう。
IT導入補助金を活用して、効率的な顧客アピールシステムを導入しよう
Lステップ・LINE公式アカウントは、今や現代の顧客管理・販促ツールとしてかなり有効なものであると言えます。
2023年度からはLステップ・LINE公式アカウントが対象となっているA類型で限度額の引き下げが決定されていることから申請者が増加することが予想されています。
事前準備と対策をしっかりと取り、事業にIT導入補助金を最大限活用していきましょう!
分からないことがあれば、いつでも2023年のIT補助金支援事業者である当社までご相談いただけますと幸いです。